知られざる『一寸法師』の原話
こんにちはキノコです。
皆さんは『一寸法師』はご存じだろうか?
イータイピング(タイピング練習のサイト)の『日本の昔話』をやっていたんですけど、
話の流れに『ん??』って思ったので調べてみました。
現代の『一寸法師』
- 子供のいない老夫婦が神様に頼んで一寸法師を授かる
- 武士になる為に京に行きたいといい、老夫婦に旅の支度をさせる
- 京で大きな立派な家で働く
- そこの娘と墓参りに行く途中で鬼と遭遇
- 飲み込まれるが、中から攻撃して見事勝利
- 鬼が落としていった『打ち出の小槌』で大きくなって娘さんと幸せになる
概要はこんな感じです。
ほとんどの人が知っているんじゃないかと思います。
で、イータイピングで冒頭の部分がでてきて
ん??
って思ったところがあるんですけどそれは
老夫婦の暴挙(笑)
みなさん思いませんか??
だって、神様に頼んでやっと授かった子供が死の危険がある武士になりたいと言ってきたからって行かせます??
いいんですよ?子供が夢を追いかけるのをサポートするのは
でもさ、
川に茶碗浮かべて息子を流しますかね??www
体長一寸(3cmくらい)の一寸法師が陸路を行くのは確かに現実味がないです。(外敵が多そうだし、足も短いから時間かかりそうだし)
川のアイデアは文句はない。
ただ、息子に合った
船作れよ!!www
茶碗のバランスをとって、京まで行く??
無理無理無理無理!!(笑)
老夫婦は一寸法師に殺意を向けていたのではないかと思うレベルです(笑)
そこで、原話を調べてみたところ、、、、、衝撃の事実
登場人物がほとんどクズ
老夫婦が一寸法師を授かるまでは同じです。
ですが、いくら経っても大きくならない一寸法師の事を
気持ち悪がりますwww
おい老夫婦(笑)
最初に小さすぎて怖くなるのはまだわかる(願って授かったのにそれもダメだけど(笑))
大きくならないからって、、、、、、一寸法師可哀そう、、、、
と、思ったけど
狙った女はどんな手を使っても落とす鬼畜すぎる一寸法師
親にキモがられてる空気を感じ取った一寸法師は家をでます。(現代のやつよりしっくりくる。かな?(笑))
その後、一寸法師は宰相殿の家で働くことになります。
そして、その娘に
一寸法師一目惚れ
だけど自分の身長は三㎝程度の体、、、、このままでは叶わぬ恋となってしまいます。
その後、一寸法師は奇行に走り出します。
神棚にお供えされている米粒を持ってきて、寝ている娘の口に米粒を付けます。
そして、自分は空の茶袋をもって泣き真似を始めます。
それをみた宰相殿(お父さん)に自分が蓄えていたお米を娘に奪われたと嘘をつきます。
一寸法師何がしたい(笑)
好きだったんじゃないの(笑)
それを聞いた宰相殿(お父さん)は娘さんを
殺そうとします(笑)
その場をとりなして一寸法師は娘と一緒に逃げ出すのでした。
自分を計略に嵌めた男との二人旅
皆さん思いません?
娘よ、なぜそんな奴といるのかと(笑)
私の想像だと寝起きで殺されかけたところに
『策士』一寸法師が嘘を吹き込んだと思います。
※一説によると、求婚者が携えていたものを食すことは求婚を受け入れたのと同義であった為ではないか、とのこと
たまたま鬼がいる島に流れ着く二人
逃げ出した二人は船に乗ります。
そして、たどりついた島に鬼がいるという、、、、、(笑)
親に殺されかけ、計略に嵌めようとした男と二人きりでたどり着いた先が地獄、、、、
娘が可哀そう(笑)
鬼退治の仕方が違った??子供に聞かせたくない一寸法師攻撃!!
とうとう、鬼との戦闘となります。
現代版では、お腹の中から針でチクチク突いて鬼が降参するわけですが
原話の一寸法師は
鬼の目から体外へ脱出(怖いわww)
しかも!!それを
何回も繰り返す!!www
さすがの鬼も降参することになります。
その後の話は大体同じです。
いかがだったでしょうか?
ざっくりではありましたが、原話と現代版の違いを書いてみました。
ツッコミどころが多いから、調べたのに、、、、、
ツッコミどころ増えたわ!!www
こんな物語だったのかぁと知れてよかったと思いました。
知っている物語を調べてみるのもいいものですね!
最後まで読んでいただきありがとうございました。